世界陸上の選手たちが大切にする「自己ベスト更新」
勝ち負けよりも「昨日の自分を超える」姿勢
2025年9月13日に開幕する「東京2025世界陸上」
こういった世界的な大会では、やっぱりメダルや順位が注目されますよね。
私自身も気になってしまいますし、ニュースでも取り上げられたりと…
でも実は、多くの選手が口にするのは「まずは自己ベストを出したい」という言葉なんです!
意外だと思いませんか?
金メダルや優勝ももちろん嬉しい!
でも、自己ベストを更新できたときの喜びは、それ以上なんです。
なぜなら、”自分の努力が確実に形になった瞬間”だから。
たとえライバルに負けても、自分を超えられたことは誰にも奪われません。
アスリートにとって、1cmでも遠くに跳べた、0.01秒でも速く走れたときは、ものすごく嬉しく感じます。
観ているだけだと小さく見える差でも、本人にとっては大きな前進なんですね!
私たちもつい「周りと比べてダメだ…」と落ち込みがちですが、ここがポイント!
世界陸上の選手は「昨日の自分を超える」=「自己ベスト更新する」ことを一番大事にしています。
- 学生なら「昨日より5分長く集中して勉強できた」こと
- 社会人なら「前回より少し落ち着いてプレゼンができた」こと
こうした”小さな成長”の積み重ねが、長い目で見ると大きな飛躍につながるんです。
デュプランティスの挑戦に見る「限界を押し上げる力」
棒高跳びのスーパースター、アルマンド・デュプランティス選手を知っていますでしょうか?
彼は2020年の時点ですでに6.17mの世界記録保持者ですが、それでも6.30mという未知の高さに挑戦し続けています。
「もう十分じゃない?」と思うかもしれません。
でも彼は、過去の自分に甘んじることはありません。
常に「自己ベストを更新する意識」で挑戦を続けています。
「世界記録を更新する意識ではなく、自己ベストを更新する意識ですね。私は自己ベストを少しずつ繰り返し更新してきただけです。必要以上に物事を大きく捉えないようにしています」https://www.redbull.com/jp-ja/armand-duplantis-pole-vaulter-is-the-next-usain-bolt
ここで大切なのは、私たちも同じ考え方を取り入れられることです!
成長する人は「これでいい」と思わず、ほんの少しでも前に進む意識を持っています。
- 英単語を毎日3個覚える学生
- 毎回の商談で「一つだけ改善点を意識する」社会人
- 練習ごとに「昨日よりフォームを安定させる」アスリート
大きな飛躍に見えなくても、小さな積み重ねが未来の自分を変えていきます。
デュプランティス選手の姿勢から学べるのは、「小さくとも挑戦する姿勢が成長につながり、結果的に成果が生まれる」ということです。
まとめ:小さな更新が大きな未来をつくる
世界陸上の選手たちは「人に勝つ」こと以上に「昨日の自分を超える」ことを大切にしています。
そして、世界記録保持者ですら満足せず挑戦を続ける姿は、とても学びが多く、私たちも日常で取り入れられます。
- 勉強では「昨日より理解できたこと」に目を向ける
- 部活では「昨日よりシュートが1本多く決められた」と記録する
- 仕事では「前回より話すスピードや表現が良くなった」と振り返る
成長は“小さな自己ベスト更新”の連続。
周りと比べて落ち込むより、昨日の自分に挑戦することが大事です。
それを積み重ねることで、未来の大きな飛躍につながります。
世界陸上を観戦するとき、ぜひ「選手の挑戦から学べることは何か」を考えてみてください!
小さな気づきが、自分の部活や勉強、仕事に活きるヒントになるはずです。
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